動物の発生

ウニ、イモリ、メダカ 形づくりの手順


さて、この段階では胚はただ丸いだけで、これがどのようにして動物らしい形になっていくのか見当もつきません。

けれども、この段階ですでに、頭と尾、そして背中と腹という基本的な2つの方向が決まっているのです。

どちらが頭になるかわかりますか?

次の段階を見ていくことにしましょう。

胚の上のほう、動物極側が平らになってきました。

この部分には神経板という名前がついています。

脳や脊髄などの神経系になっていく部分です。

やがて神経板の端が持ち上がってきます。

そして、ついには両側が融合します。

中には神経管という管ができています。

上側からも見てみましょう。

胚の全体の形も変化していきます。

この神経管がつくられてくる段階は神経胚と呼ばれています。

この神経胚の段階で外胚葉は神経と表皮の2つのグループに分かれます。

(断面図アニメーション)

胚の形も長くなっていきます。

外見からも胚の頭と尾、背と腹がわかるようになってきました。

原口のある側が後ろになり、その反対側が頭になるのです。

内胚葉や中胚葉からも様々な構造ができてきます。

神経管の前の方は脳に、後ろ側は脊髄になります。

(内胚葉からの消化管、中胚葉からの脊索、体節、腎節、側板;図で示す。)

外形はさらに細長くなり、短い尾もできてきます。

目と鰓も完成しました。

イモリの幼生は、やがて口があき、エサを食べて成長し、親のイモリへと成長していきます。

 神経胚

 神経管の形成

 神経胚の内部

 ふ化を待つイモリの幼生

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