動物の発生

ウニ、イモリ、メダカ 形づくりの手順

第3章 メダカの発生

次に体の中の細かな部分がつくられていく様子を、透明なメダカの胚を使って見ていくことにしましょう。

メダカの卵は直径1ミリほど、植物極側には卵黄が多く、胚の発生は動物極側の層状の部分で進んでいきます。

まずは、目がつくられていく過程を見ていくことにしましょう。

神経管の端、脳の両側の膨らんだ部分は眼胞と呼ばれ、これが目のつくられていく始まりです。

眼胞は成長し、まわりの部分が持ち上がって眼杯と呼ばれる形へと変化します。

眼杯は目の網膜になっていく部分です。

それと並行して、すぐ外側の表皮が厚くなり眼杯のくぼみに落ち込んできます。

これがレンズです。

レンズの外側には角膜が形成されます。

同じ目の中でも網膜は脳の組織から、レンズと角膜は表皮の組織から出来るのです。

目の後方では表皮から耳胞が形成されています。

耳胞は平衡感覚に関係する部分です。

水の中で生活するメダカにとって平衡感覚は重要です。

耳胞の中には耳石とよばれる炭酸カルシウムの結晶ができてきます。

この耳石によって重力の方向や体の傾きがわかるのです。

脳の組織も成長していきます。

脳はまず、前脳、中脳、後脳とよばれる3つの部分に分かれ、さらに細かい部分が形づくられていきます。

 目の形成

 耳胞

 ヒメダカ

 メダカの胚

10

home

10

home