雲の上のお花畑

高山植物の世界

この高山帯をうまく利用して生きている動物もいます。

 ホシガラスがハイマツの実を集めています。

脂肪分に富んだハイマツの種子はホシガラスの大切な食料です。

 余分な実は地面の下に埋めて貯えます。

 けれどもすべてが食べられてしまうわけではなく、食べ残された種子から新しいハイマツが芽生えてきます。

 ハイマツはホシガラスをうまく利用して分布を広げているのです。

 ライチョウも高山帯に適応している動物です。

 ハイマツの中に巣をつくり、草の実を食べて生きています。

 ライチョウは現在その数が大きく減ってしまい、絶滅してしまうのではないかと心配されています。

 けれども絶滅のおそれがあるのはライチョウだけではありません。

 地球の温暖化が進むとコマクサの咲く稜線も、クロユリやチングルマの咲くお花畑も、高山帯そのものが消えてしまうのです。

ホシガラス

ハイマツの球果

ハイマツの種子

ライチョウの親子

home
home