制作者略歴

名古屋大学理学部生物学科卒業 
2004年3月まで愛知県立高等学校に勤務 
2004年4月より映像制作に専念

1986年から生物に関する映像教材の制作を始める。
制作方法に関しては独学、および自分の方法を工夫。


映像づくりを始めたきっかけ

 生き物の撮影を始めたのは子供のの頃読んでいた雑誌「子供の科学」に載っていた接写の仕方の解説がきっかけでした、、普通のカメラで老眼鏡のレンズを前につけてクローズアップ写真をとる方法が説明してありました。白黒でしたが菊の花を上からアップで撮影した美しい写真が載っていて、こんな写真を自分でもとることができるのかと、さっそうく眼鏡屋で4ディオプトリー(焦点距離25Cm)のレンズを買い、父親の使っていない古いカメラ(タロンという名前でした)に手製のアダプターを撮りつけ、さらに焦点距離の長さにに針金製のガイドをつけ、近くで咲いている花や虫などを手当たり次第で撮影していました。その後、普及しはじめた一眼レフ(ニコマートFTN)を貯金をはたいて購入し、山登りのときに見た花を撮影したりしていました。(その当時は花の写真を撮る人はあまりなく、三脚にカメラをつけて、下向きに撮っていると何を撮っているのかといぶかしがられたり、そんなもの撮ってもったいないと言われたりしました。)顕微鏡写真は生物の教員になってから照明法などを勉強して本格的にはじめました。

 映像づくりを始めたのは教員になってから11年目の頃ですが、自作映像教材のコンクールのために「ゾウリムシの世界」を作ったのがきっかけです。先輩の先生や生物部員たちと8分ほどもものを作ったのですが、楽しいものができました。(2000年に制作した「ゾウリムシ」は、そのときに作ったものがもとになっています。)その第一作が全国のコンクールで文部科学大臣賞を受賞したことにはびっくりしました。その後他の作品でもいろいろな賞をいただき映像作りを続けるはげみになりましたが、それだけでなく写真と異なり映像づくりでは話を構成して、ひとつの作品をつくっていく面白さが映像づくりを続けている理由のひとつかも知れません。撮影しているうちにいろんな発見があったり、資料を集め構成を考えていくのも楽しいことです。


映像祭での受賞歴

1998年科学技術映像祭
   「田んぼの中の不思議な生き物たち」科学教育部門 科学技術長官賞、審査員特別賞受賞
2000年科学技術映像祭 「ゾウリムシ」 科学教育部門 科学技術長官賞受賞
2002年 第10回地球環境映像祭で「森のしくみ」が入選。
2002年 科学技術映像祭「プラナリア」 科学教育部門 文部科学大臣賞受賞
2003年 科学技術映像祭「春の妖精たち」 科学教育部門 文部科学大臣賞受賞
2005年「シダ植物」 科学技術映像祭 科学教育部門 文部科学大臣賞受賞
2005年 第7回 世界自然・野生生物映像祭 (Japan Wildlife film Festival 2005)
       「ヒドラ」 アジア・オセアニア賞受賞
2006年「ボルボックス」 科学技術映像祭 科学教育部門 文部科学大臣賞受賞
2007年「植物のデザイン」 科学技術映像祭 科学教育部門 文部科学大臣賞受賞

趣味 山歩き、美術鑑賞、音楽鑑賞など

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