<細胞>

生物を形づくる単位

 まず最初に観察するのはタマネギです。

 タマネギの食べる部分は鱗葉といって葉にあたる部分が栄養を貯えて形をかえたものです。

この鱗葉の表皮は、はがれやすく細胞も大きいので観察に適しています。

 観察はまず低倍率からはじめます。

 タイルを敷き詰めたように同じような形と大きさの細胞が並んでいます。タマネギの表皮細胞です。

倍率をあげてみましょう。

細胞の中のこの丸いものは核、たくさんの小さな粒子にはミトコンドリアという名前がついています。

核やミトコンドリアなど細胞の中の透明な構造を見やすくするために様々な染色液が工夫されています。

酢酸オルセインは核を赤紫色に染める染色液です。

ミトコンドリアはヤヌスグリーンで青緑色に染まります。

次にヒトの細胞を見てみましょう。

つま楊枝の頭で、ほおの内側を軽くこすると表面をおおっている粘膜細胞がとれてきます。

 タマネギの表皮とは様子がちがいますね。

 タマネギなど植物の細胞では細胞壁と呼ばれる構造で細胞どうしがしっかりくっついていますが、動物の細胞にはそれが無いのです。

今度はメチレンブルーで染めてみました。

 メチレンブルーも核を染める色素です。

 細胞を染色することなく、生きたままの状態で見やすくする方法もいろいろ考えられています。

 タマネギ(鱗葉)

 

 表皮細胞をはがす

 タマネギの細胞

 核(酢酸オルセイン染色)

タマネギ(暗視野照明像)

  ミトコンドリア
(メチレンブルー染色)

 口腔粘膜細胞の観察

  口腔粘膜細胞
(メチレンブルー染色)

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