ヒドラ

−水の中の小さな怪獣−

シナリオより

    ヒドロクラゲ
(触手を広げてエサを待つ)

ヘンケイ動物

進化における神経系の形成

散在神経系

刺胞動物は原始的な動物です。

先ほど見たように、まだ口と肛門が分かれていませんでした。

頭や脳も無く神経細胞は網の目のように体全体に分布しています。

このような神経系は散在神経系と呼ばれています。

クラゲやイソギンチャクなど刺胞動物はエサを求めて動きまわるということはあまりありません。

触手を伸ばしエサがやってくるのをじっと待っています。

それに対し、他の多くの動物は動きまわってエサをさがします。

このような動物では体の前のほうにエサをさがすために、嗅覚や味覚、視覚などに関する感覚器が発達しました。

そして、そのような感覚器をつかさどる神経が発達し、脳が形成されていったと考えられています。

消化器官も口と肛門が分かれて、食べ物を一方向に運ぶ消化管へと発達していったのです。

刺胞動物はこのような、動物の体がつくられる前の原始的な姿をとどめているのです。

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