<概要>
 早春に森床を色どる可憐な花たち、新緑の頃の爽やかな森、鳥のさえずり、雨の森、目のさめるような紅葉。雪と樹氷の冬の森。ブナの森の四季とそこに生きる多くの動物や植物たちを紹介し、さらに食物連鎖、共生や寄生など様々な自然のしくみについて説明します。特にブナ、ミズナラ、ホオノキなど樹木の種類や特徴、そして物質循環のうえで重要な役割を担っている土の中の小動物や微生物のミクロの世界を映像で詳しく紹介します。

森のしくみ

−ブナとミズナラの森−

第10回 地球環境映像祭(Earth vision) 入選作品

<主な参考文献>

「ブナの森を楽しむ」西口親雄 岩波新書

生態学への招待6「森の生態」只木良也 共立出版

生物の科学「遺伝」1978年 11月号 特集 森林の土壌動物

山渓カラー名鑑「日本のキノコ」今関六也、大谷吉雄、本郷次雄編 山と渓谷社

「山でクマに会う方法 これだけは知っておきたいクマの常識」米田一彦著 山と渓谷社

「ニホンカモシカ・ニホンジカの生態と生態系保全」名和 明・高柳 敦 琵琶湖研究所所報

 第15号「ブナ林に生きる」山人の四季 太田 威 著 平凡社

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ヒガラ

ニホンカモシカ

カニムシとトビムシ

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30分

カモシカのような足というと、すらりとした足を思い浮かべますが、ニホンカモシカはこのようにずんぐりとした体形です。胴長短足とも言えますね。寒く雪の多い中を生活していくのに適した形です。

木の芽をさかんにつついていましたが、たぶんそこに潜んでいる虫かその卵を食べているのでしょう。鳥たちは春早くからさえずりはじめます。求愛をし、巣をつくり、繁殖のための準備をするのです。ヒナが生まれた頃にたくさんのエサが必要なのでそれに合わせているようです。

ブナの森の土壌にはたくさんの小動物が生活しています。トビムシは落ち葉を食べている小さな昆虫の仲間です。腹部の端に跳躍器を持っていてそれで跳ねます。イボトビムシ、マルトビムシなど様々な種類のものが見られます。カニムシの大好物がこのトビムシ。カニムシにもいくつかの種類がいるようです。

ブナ林の分布域と生息域がが重なるニホンカモシカ、ツキノワグマはぜひ入れなければと苦労して撮りましたが、好評だったのは土の中の生き物たちでした。

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