今度はこの森の落ち葉の下を、もう少し詳しく見ていくことにしましょう。

上のほうは落ち葉がまだそのままの形で残っています。

けれども下へいくにしたがって葉の形がなくなり、徐々に土へと変化していきます。

落ち葉はどのようにして土へと変わっていくのでしょうか。

葉の表面を白っぽくおおっているのはキノコの菌糸です。菌糸からは消化酵素が分泌され、セルロースなど落ち葉の成分が分解され、吸収されます。

落ち葉をめくって見ていくと小さな動物たちが見つかります。

これはトビムシです。

跳びはねるのは、敵から逃げるためでしょうか。それとも移動のためなのでしょうか。

お腹にある跳躍板を使って跳びはねます。

トビムシにもいろいろな種類のものがいます。

脚が6本で、昆虫に近い生き物です。

小さなクモのような形をしているのはダニの仲間です。

ダニというと動物の血を吸ったり、植物の葉に寄生したりというイメージがありますが、実は大部分のものが地面の下で暮らしています。

ブナの落ち葉を食べるもの、ミズナラの落ち葉を食べるもの、菌類を食べたるもの、肉食性のものなど様々な種類のダニがこの地下の世界で、それぞれが独自の生き方をしているのです。

ミミズなど細長い形の生き物も多く見られます。

このような形が土の中の小さなすき間の間を移動するのに便利なのでしょうか。

肉食性のものもいます。

森の土の中にはこのように多くの小動物が生きています。

ここにも、落ち葉から始まる食物連鎖のしくみがあるのです。

10
home

−ブナとミズナラの森−

森のしくみ

10
home

トビムシ

ササラダニ

コムカデ

菌類(キノコ)