秋はキノコの季節です。それまで落ち葉のうらや枯れ木の中で活動し、人の目にふれなかった菌類は、繁殖のための胞子を飛ばすために、キノコという姿で外の世界に顔をだします。

草や木も子孫を残すために様々な実をつけます。

実の赤い色は、ここにおいしい食べ物があるという、鳥たちへのメッセージです。

これらの植物は鳥に食べられ、糞として排泄されることにより遠くの場所へと分布を広げるのです。

ブナやミズナラも実を落とします。栄養満点のこれらの実はリスやネズミ、そして冬ごもりをするツキノワグマたちの大切なエサになります。

秋が深まるにつれて、木々は赤や黄色に色づいていきます。

気温が低くなり、もう十分な光合成ができないのです。

葉の中ではクロロフィルが分解され、チッソやリンなど大切な成分が回収されます。

半年の間、光合成によって森のたくさんの命を支えてきた葉が、役割を終え、ぬけがらとなって散っていきます。

落ち葉にはすぐに菌類がとりついて分解を始めます。いろいろな種類の菌類が入れ替わり現れ、分解しやすい成分から順に分解していくのです。

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−ブナとミズナラの森−

森のしくみ

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ツリバナの果実

ユキザサの果実

ミズナラのドングリ

ハウチワカエデの紅葉