コケ

陸上生活のパイオニア

複雑なコケの生活を図にまとめてみました。

スギゴケの仲間では受精したものが、先に見た胞子をつくる部分になっていくのです。

では、ゼニゴケの胞子体はどこにできるのでしょうか。

受精の後、雌株のカサの部分が成長していきます。

そのとき、造卵器の中では受精卵が細胞分裂をくりかえし大きくなっていきます。

この丸い形のものがゼニゴケの胞子体です。

やがて中にはたくさんの胞子ができてきます。

ゼニゴケではカサの下に胞子体ができるのです。

胞子体は雨の後など、空気が乾いたときに、外へと姿を現します。

そして、空気の流れによって遠くへと胞子を飛ばします。

雌株では、胞子を飛ばすために高い位置へとカサを伸ばすのです。

胞子とともに見られる毛のようなものは弾糸と呼ばれています。

弾糸は湿度によってねじれるような動きをします。

この弾糸をもつことがゼニゴケなどタイ類の特徴のひとつです。

適度な湿り気と光のある場所に落ちた胞子は発芽し、細胞分裂をし、ふたたび普段よく目にするゼニゴケの姿へと成長していきます。

 卵と精子が受精をしたり、胞子を飛ばしたり、小さなコケも私たちのすぐ足元でダイナミックな生活を繰り広げているようです。

受精後、成長する雌器

胞子体の胚

球状の胞子体

胞子体はカサの下に出来る

 胞子の放出

 弾糸

胞子の飛散

 配偶体の胚

10
home
10
home