「メスの下ではほとんど不死身」と言われるように、プラナリアはその再生力で有名な動物です。前半では、この動物の生息場所、運動、ユーモラスな形をした目のはたらき、腹部に口のあるユニークな消化器系などについて紹介します。後半では。再生の過程を詳しく紹介し、極性など動物の形づくりにおいて重要な概念について説明します。動物の系統を考えるとき、重要な位置にいるプラナリアの全体像を紹介するような作品です。

プラナリア

2002年 科学技術映像祭 文部科学大臣賞 受賞作品

27分

<主な参考文献>

川勝正治 手代木渉 他 「プラナリアの採集、飼育、観察、実験」教材生物ニュースNo,30、No,31教材生物研究会発行

手代木渉 編著 「プラナリアの生物学」基礎と応用と実験 共立出版株式会社

手代木渉 渡辺憲二 編著 「プラナリアの形態分化」基礎から遺伝子まで 共立出版株式会社

内田亨 監修 馬渡静夫 編集 「現代生物学体系 第1巻」無脊椎動物 A 中山書店

ラングマン 安田峯生 沢野十蔵 訳 「人体発生学」第8版 メディカル サイエンス インターナショナル

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プラナリアの運動

再生(形態調節)

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プラナリアはほとんど形を変えずに滑らかに移動しますが、これは腹部の細胞の繊毛によるものです。短めのたくさんの繊毛と粘液の組み合わせがこの運動を可能にしているようです。水から出したりすると筋肉による伸縮運動もします。方向転換の時にも筋肉を使います。

プラナリアの再生では、まず切断された部分に未分化な細胞が集まり再生芽が形成されます。その後、再生芽の各部分がその位置に応じて、様々な組織器官を作っていきます。単に失われた部分を再生するというだけでなく、全体の形も細長い元の形にもどっていきます。

TBS「動物奇想天外」で映像が使われ、奇妙な動物部門?の第一位にプラナリアが選ばれていました。

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