照葉樹林

文化の故郷

 現在、私たちの周りには照葉樹林ではなく、コナラなどの雑木林やアカマツ林などが多く見られます

 これらの森の形成には人間の活動が大きく関係しているようです。

 自然は破壊されても元の状態へと戻っていく復元力を持っています。

山の林道の脇で斜面が崩れて赤土がむき出しになっています。

こんなところにも、しばらくすると植物が生えてきます。

これはコスギゴケ、コケの小さな胞子は空気に漂いながら遠くからも飛んできます。

 そして雨などの水分で発芽して成長し、乾燥にも耐えて生きていけるようです。

 アカマツも芽を出しています。

 採石場の跡にもたくさんの木が生えています。

石ころだらけのところでも、ちょっとしたすき間があれば、丈夫な根を伸ばす植物は生きられるのです。

自然の復元過程は河原などの水辺でも見られます。

 岩や砂などの無機質だけだったところに枯れた植物がたまり、栄養分を含んだ土壌が形成されていきます。

そしてそこへさらにいろいろな植物が進出してくるのです。

 これらの場所はやがてススキなどの草原へと変化していきます。

 少し遅れて樹木も成長し、だんだんとその勢力を拡大していきます。

 それにつれて、下になった草や背の低い木は十分な光を受けられずに姿を消していきます。

 人里近くの雑木林やアカマツ林はこのような自然の復元過程によってできたものなのです。

川原では同じような過程を経て、ヤナギなどの森ができてきます。

山道の脇の斜面

 コスギゴケ

アカマツの芽生え

 ススキ

アカメガシワ

アカマツ

ヨシ

 ヤナギ

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