照葉樹林

文化の故郷

現在、私たちは自然を大きく作り変え、現代文明の中で便利で快適な生活を送っています。

 乗り物を使って簡単に遠くへと移動することができ、食べものも世界中からやってきます。

けれどもそれは大量の資源とエネルギーの消費によって成り立っている、つかの間のものなのかもしれません。

 街の中を飛んでいるアオスジアゲハは、ここがかって、照葉樹の森であったことを主張しているかのようです。

 道端では草たちが森への長い道のりの最初の歩みを始めています。

 雨の多い温暖な気候、そして豊富な植物相を持つ日本の自然は比較的大きな復元力を持っていると考えられています。

 もしかすると何百年、何千年かの後に、ここは再びうっそうとした照葉樹の森へと戻っているかもしれません。

 果たしてそこに私たち人間の子孫の姿はあるのでしょうか。

 意のままに自然をつくり変えるのではなく、人も自然の中の一員として生きていくことが重要であると再認識されるようになってきました。

では、どのようにしたら自然と調和した心豊かな文化を再び築いていくことができるのでしょうか。


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