一口に海辺といっても砂浜もあれば、細かい泥が堆積した干潟など様々ですが、これから見ていくのは硬い岩でおおわれた岩浜です。

ただ岩だけがあるように見えますが、ここにもいろんな生き物たちがいます。

岩の表面をびっしりとおおっているのはイワフジツボ。このひとつひとつの殻の中に小さな動物がその体を隠しています。

こちらはヒザラガイ。全く動きがなくまるで化石のようです。

よく見ると他にも多くの生きものたちが岩陰に、そして石灰質の殻の中に隠れています。

岩の一部になってしまっているかのように見えるこれらの生き物も、潮が満ち、波のしぶきがかかると生きていくための活動を開始します。

フジツボはくま手のようなものを出して、海の中の小さなプランクトンをこしとってエサにします。

ヤッコカンザシもエラを広げて呼吸をし、エサを捕らえます。

ヒザラガイもゆっくり動きはじめました。

それにしても、これらの動物たちはよくこの厳しい環境に耐え、生きているものです。

太陽の光は容赦なく照りつけます。

水分も蒸発していきます。

この暑さや乾燥からどのようにして身を守っているのでしょうか。

海の生物にとっては雨も大敵です。

けれども、今はただ再び潮が満ち、波がやってくるのをじっと待っているのです。

11
12
10
home
11
12
10
home

−岩浜の動物たち−

海辺

イワフジツボ

ヒザラガイ

タマキビ

イワフジツボの蔓脚